후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうしょうそく
獄中消息
大杉 栄
大杉 栄의 獄中消息(ごくちゅうしょうそく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 57,149자 · 114화면
指先でそっとつまんで日向の暖かいところへ出してやると、二分してようやく歩き出すようになるが、ついに飛ぶことはできない。よろばいながら壁を昇っては落ち、昇っては落ちしている。
これは十二月から一月にかけて毎日のように見る悲劇だ。毎朝の室の掃除には必ず二、三疋の屍骸を掃き出す。
横田が茅ヶ崎あたりにゴロゴロしていたのも、また金子※(始め二重括弧、1-2-54)喜一君※(終わり二重括弧、1-2-55)がわざわざ日本まで帰って箱根あたりをぶらついていたのも、要するにこの日向へつまみ出して貰っていたのだなどと思う。若宮もとうとうこの日向ぼっこ連にはいったのか。十年の苦学をついに何等なすことなくして、肺病の魔の手にささげてしまうのか。こんど出たら彼の指導の下におおいにソシオロジイの研究をしようと思っていたが、あるいはその時にはもうこの良師友に接することもできぬかも知れんのか。まず何よりも摂生を願う。足下もできるだけの手を尽して看護なり何なり努めてくれ。ただ横田のかわりに僕は寒村を得た。彼は目今失意の境にある。よく慰めてやってくれ。
きのうの面会の時には、足下が何となく元気のないように見えたが、どこかからだが悪いのか。