후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうじょうるてん
生々流転
岡本 かの子
岡本 かの子의 生々流転(しょうじょうるてん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 297,521자 · 586화면
次の祖父は凡庸で、その次の清太郎の父の理兵衛は性格がむらであった。
「妙なんだな、僕のおやじは。一つ事業を始めるのに着眼点も眼新らしいし精力的でもある。そこは隔世遺伝というのか、おじいさんの太兵衛の筋をひいてないこともないと思われるのだが、その一つ事業から、枝が出るような仕事でもあると、それを目新しがって直ぐそれに夢中になる。それからまた葉が出ると、またそれに取り付く。結局、纏りが付かなくなるのだ」
そして、妙なことは、はじめの事業の性質は大体、実際的であるが、枝葉の仕事に移るにつれ、だん/\抽象的な商業の性質に移って行くのである。例えば、
「蝶ちゃんのおとうさんを途中から顧問に頼んで監督して貰ったあの貿易事業のようなものも始めは貨物をちゃんと船荷して送り出していたものが、しまいには店の持船はチャーターしてしまって、反対に外国へいろ/\な品物を注文して、いよ/\貨物を送り出したという証拠の船荷証券が届くと、直ぐそれを以って他に転売する。他にもそういう種類の小さなブローカーがあるがその親元のようなことをして、全然貨物は見ないで、たゞ紙の上だけの売買の投機に陥ってしまうという塩梅さ。