후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうじょうるてん
生々流転
岡本 かの子
岡本 かの子의 生々流転(しょうじょうるてん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 297,521자 · 586화면
三年間辛抱すれば、父親はテキサスから若干ずつ送金して来る手筈になっていた。
「姉はあゝ見えていて、子供の時分から娘になりかけくらいまで、気弱で神経質な女でした。可愛がっていた妹の歿くなったことを言ってはしく/\泣いていました。学校はよく出来ました」
祖母はこの姉の安宅先生を特に寵して侍き労わって育て上げた。安宅先生は寝込むほどではないがとかく身体が弱いので、祖母は先生の小さいときから極寒の季節には磯部の温泉へ、極暑の季節には赤城山の山頂の湖辺に連れて行って自炊宿で療養をさした。そのためもあって、先生はいくらか丈夫になり、女学校へ通う時分は前橋まで四里往復ほどの道を海老茶袴で自転車に乗って通ったりしました。この自転車は、テキサス行の父親がアメリカへ上陸した最初、ロスアンゼルスから送って来たものであった。父親は往航の船の中で既に連れて行った組下の連中と喧嘩をしてしまって、アメリカへ着くと、もう離れ/\になった。それから父親は持って行った資金の金のあるに任せ、西海岸の日本人の多くいる都市を遊び歩き、アメリカゴロの立てる空な計画に乗せられたり、淪落の雑種の女の美人局に掛ったりするので、なか/\内部地方へ入って行けなかった。