후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうじょうるてん
生々流転
岡本 かの子
岡本 かの子의 生々流転(しょうじょうるてん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 297,521자 · 586화면
光が大ように路面から反射し上げるようになりました。雪脂を掻くような粉雪が、天候を全く雪の日と定めたらしく引緊って感じられて来たあたり四面の凸所に白く積ってまいります。
十字路があります。こゝまで一筋に落付き払って運んで来た夫婦乞食は、漁師が定めの漁場に来たように、歩調を緩めると、いくらかずつ右へ左へと漁り歩きをし出します。
鼻唄をうたいながら青楼の暖簾を潜って洋服姿の中年男が足駄穿きで出て来ました。
連子、日がさしゃ、仲どん、内しょで起きる。もう帰るのかい。別れが辛い。いつ来なますえ、え、え、晩に来るよ。
「濡れますわ/\」と追って客に傘をさしかける郭の芸者が現れます。二人の足先は夫婦乞食がにじり歩く方向に一致したので、夫婦乞食は二人を見上げ、まず男乞食の方が客に向って「一銭頂戴な」と子供のようを高調子の声をかけて掌を差出します。女乞食の方は芸者の方へ手を差し出します。
乞食の所作が突然にも見えたので客は、
「何だ、何だ、こいつ」
と眼を丸くして二人を見ました。芸者は承知していて、
「いえね、夫婦乞食なんですよ。土地じゃ有名な」
そして、帯の間から紙入れを出して女乞食の掌へ一銭入れてやります。