후리가나로 읽는 일본 고전
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いせいのあいだのゆうじょう
異性の間の友情
宮本 百合子
宮本 百合子의 異性の間の友情(いせいのあいだのゆうじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,812자 · 14화면
異性の間の友情というと、何かそこに特別なものが待たれているように思われなくもない。異性の間では、一方が男であり一方が女であるのだから、その友情にどこやら恋の香りも漂っていそうに思われたり、恋愛と友情との境にある模糊とした感情の霞がひかれていて、きょうはそのあちら側へ、きのうはこちら側へと心の小舟の操られるサスペンスに、異性の友情の趣があるとでもいう風に気分の上で描かれているところはないだろうか。ゲーテだのルソーだの岡倉天心だのの伝記には、恋愛と同義語のような異性の間の友情が出て来てもいる。異性の間に漠然とした関心、興味、ある魅力が感じられているという状態のとき、それは互の条件次第で恋愛としてのびることも想像されると思う。けれども、異性の間でも、友情が友情としての感情内容をはっきりうけてあらわれた場合、その感情の本質は、あくまで友愛であって恋愛ではないし、それが友愛として持つ感情の性質では、同性の間の友情の本質とまったく同じ社会的な地盤に立っているものであると感じられる。
自然な女の心持で、異性の間の友情を考えると、どうしても女同士の友情というものが浮んで来る心理の必然が、おのずからこの感情の本質的な機微にふれているのではなかろうか。