후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きけいのてんにょ
畸形の天女
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 畸形の天女(きけいのてんにょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,893자 · 35화면
死体を残しておくのは不安だったが、ふみ子に番をさせておくとしても、もし見つかった場合には、その方がかえって危険だった。
その家の生垣のそとで、ふたりはささやき合った。
「きみ、見えるかい。スコップや鍬はあるかい」
「あすこよ。置いてあるようだわ。あたい取ってこようか」
「ウン、おれはここにしゃがんで、待ってるからね。きみの方が、からだが小さくて目立たないから、ここまで持ってきてくれ。あとはおれが持つよ。音を立てないようにね」
小柄なふみ子は、器用に生垣の破れをくぐって、庭へはいって行った。紺のセーラー服を着ているので、少しも目立たなかった。
ほどなく、カサカサとかすかな音がして、ふみ子が戻ってきた。両方の肩にスコップと鍬を一本ずつかついでいる。
幸い、その辺は人通りが少ないので、途中で怪しまれるようなこともなく、空き家に帰りついた。死体にも異常がなかった。ふみ子に手伝わせて、古畳をあげ、根太板をとりはずして、暗闇の中で墓掘りをはじめた。土は軟かくて、三十分も掘っていると、相当深い穴ができた。
死体を穴におとすと、スコップで土を埋め、地ならしをした。青年は靴ばきのまま飛びかかってきたのだから、世話はなかった。