후리가나로 읽는 일본 고전
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はくとうのうた
白塔の歌
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 白塔の歌(はくとうのうた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,450자 · 43화면
不思議に整然とした行列で、その先頭には、先日南海公園で汪紹生と逢った黒眼鏡の青年が立っていました。他に何事もなく、全市は高賓如の権力の下に静まりました。変事前からの準備が何かあったらしいとの風説がたったのも、無理ないことでありました。
ただ遺憾なことが二つありました。一つは柳秋雲の行方でありまして、彼女は天津に送られる途中、闇夜のなかで自動車がちょっと故障を起したすきに、全く姿を消してしまったのであります。他の一つは、彼女が荘家の庭でうたった歌の文句で、荘一清と汪紹生とが記憶を辿りまた知能をしぼって如何ほど拵えあげてみても、あの時の印象とは遠いものしか得られませんでした。二人は原歌詞に白塔の歌という題をつけて、柳秋雲を長く偲びましたそうです。彼女の行方は遂に不明のままに終っております。