후리가나로 읽는 일본 고전
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しろへびのし
白蛇の死
海野 十三
海野 十三의 白蛇の死(しろへびのし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,881자 · 24화면
「土岐さん、一寸土岐さん!」
大声で揺り起されて土岐健助が、宿直室の蒲団の中からスッポリと五分刈頭を出したのは、もう朝も大分日が高くなった頃であった。
「ヤア!」
土岐は其処に喜多公こと田中技手補が柔かいものをだらしなく着て、棒のように突っ立っているのを見出すと、渋い眼を無理に開けるようにして声を掛けた。然し喜多公の顔は緊張しきって蒼白だった。
「あの、今戸の姐御が殺されちゃってね。つい其処にむごたらしく殺られているんでさ。あっしはこれから直ぐ今戸へ行かなけりゃならないんで、すみませんがあんた一つ、今日の当番をかわってくれませんか」
「へえッ!」
健助は瞬間どきりとしたが、その気持を隠さずに喜多公の顔を見詰めた。が、喜多公はそんな事に頓着なく、技手が当番の事を承諾すると、風の様に外へ飛び出して行った。
(むごたらしく殺られている)土岐は起きようともせずに、昨夜の生きている儘に死んでいたお由の美しい屍体を思い描いて、喜多公の残して行った言葉を不思議に思った。
「そんな筈はないんだがな」あのお由のあらわな白い胸や太股をまざまざと描き出して、土岐はふっと顔を赤らめた。