후리가나로 읽는 일본 고전
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はくどうかのこうよう
白銅貨の効用
海野 十三
海野 十三의 白銅貨の効用(はくどうかのこうよう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,568자 · 3화면
これには十銭白銅貨の中央の穴を爪の角に当ててガリガリと削ってみると非常に気持ちよくとれる。ことに新鋳造のものは中々よく削れてよろしく、造幣局がなるべく毎年新鋳造貨を出して貰いたいと思う程である。爪をすべて削りおえた後は、机上に該貨をポンと叩けば、爪の粉は忽ちとれること妙なり。
自働販売器操作の効用
十銭白銅貨や五銭白銅貨をもって自働販売器の類を操作させることは、夙に逓信省が公衆電話にて行えるところで、近来は鉄道省も之を切符販売用に用い、専売局は煙草の自働販売器を認め、キャラメル、チョコレートの自働販売器あり、一時は地下鉄の改札までを十銭白銅貨に働く重力によって行ったものである。この外、白銅貨の効用は甚だ多種なるも約束の紙数に達したれば擱筆する。要するに十銭白銅貨は単なる貨幣だとばかり考えている方があったら、それは正に大なる認識不足であると申すべきである。十銭白銅貨は十銭貨幣であると同時に、重量秤であり、標的であり、爪磨きであり、交換手呼出器であり、切符押出機であり、煙草キャラメル押出機でもある。
結言
更に一般の場合、物その物の本来の使途以外に、此の白銅貨の如く科学的性能を様々に生かして用いられるものは色々とあると思うが、これが調査と研究とは、けだし文化史的にも科学史的にも興味のあることと信ずる。