후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
はくはつき
白髪鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 白髪鬼(はくはつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,046자 · 224화면
お恥しい品です」
わしの言葉が終らぬ内、彼はもう小凾の蓋を開いていた。そして、一目その中の宝石を見るや、アッとばかり感歎の叫び声を発した。
「この大きなダイヤモンドを、五つともみんなですか。みんな瑠璃子さんへの贈物ですか」
「そうです。智慧のない贈物で恐縮しているとお伝え下さい」
わしは事もなげに答えたが、この高価な贈物には、川村ならずとも驚かずにはいられぬだろう。わしは予め上海の宝石商に見せて大体の値頃を鑑定させたところ、五つで三万円なら今でも頂戴するとの答えであった。いくら二十年振りの帰朝者とは云え、妻でもない女に三万円の贈物とは、少し大業だが、姦夫姦婦にわしの成金振りを見せびらかす為には、この位の奮発はしなければならぬ。
ちょっとした土産にもこれ程のことをするわしの全財産は、一体まあどの位あるのだろうと、川村の奴定めしたまげたことであろう。彼奴等の度胆を抜くのがわしの目的なのだ。
そこで、川村は宝石の小凾をしっかり抱えて、コロコロと喜んでホテルを立去った。
これでよし、これでよし、仇敵川村と瑠璃子の両人に懇意をむすぶいとぐちはついたと云うものだ。