후리가나로 읽는 일본 고전
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はくはつき
白髪鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 白髪鬼(はくはつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,046자 · 224화면
奇怪なる恋愛
奈落の深さ恐ろしさが引立たぬではないか。
奇怪なる恋愛
「併し、僕は実は気掛りなことがあるのですよ」
川村は少し心配顔になって云った。
「ホウ、幸福のかたまりの様な君にも、やっぱり気掛りなことがあると見えますね」
わしは態々意外らしく聞き返した。実は川村の気掛りな事柄は百も承知なのだ。
「外でもありません。瑠璃子のことです。御存知の通り、あの人は交際好きで、男の友達も少くありませんし、それに、ひどく気まぐれなたちですから、長く留守にする間に、どんな事が起るまいものでもありません。あの美しさですからねエ」
川村め意気地なく嘆息した。
「ハハハ、……君も自信のないことを云い出すではないか。ナニ大丈夫だよ。僕の見る所では瑠璃子さんは真から君を愛している。間違いなぞ起る筈はないよ」
「エエ、僕もそれは信じているのだけれど、やっぱり気掛りで仕様がないのです。ところで、僕、里見さんにお願いがあるのですが、聞いて下さいますか」
「親友の君の頼みだ、どんな事でも聞きますよ」
わしは親友という言葉に力を入れて答えた。
「僕の留守の間、瑠璃子を保護して頂きたいのです。あの人を男友達どもの魔の手から保護してほしいのです。