후리가나로 읽는 일본 고전
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はくはつき
白髪鬼
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 白髪鬼(はくはつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,046자 · 224화면
わしは大学の哲学科に、彼は美術学校の洋画科に通っていたが、寄寓している場所が近かったので、ふとしたことから友達になり、遂にはお互に離れられぬ、恋人同志の様な親友になってしまった。
川村義雄と云って、わしよりは三つも年下であったが、貧家に育った為に、世間のことは、兄分のわしよりもずっと明るく、容貌の点でも、わしとは比べものにならぬ程美しかった。
学校を卒業すると、わしはその川村を伴って故郷のS市へ帰った。川村は学校は出たけれど、画の方で生活するのは、なかなか難しかったし、それに、もっと勉強を続けたいという希望もあったので、画の勉強なれば、何も東京に限りはすまい。却て、景色のよい九州の海岸で、静かに絵筆に親しむがよかろうと、わしが切に勧めて、同伴したのだ。帰郷すると、わしは早速、彼の為に、丁度売りに出ていた、ある外人のアトリエを買入れて、わしの費用で、そこに住まわせることにした。
わしは毎日、S港を見はらす書斎で、好きな読書に耽り、読書にうむと、川村を呼び寄せたり、こちらから出向いたりして、気のおけぬ会話に興じ、或は手を携えて近くの名所へ小旅行を催したりした。