후리가나로 읽는 일본 고전
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ひゃくしょうやのすけのはなし
百姓弥之助の話
中里 介山
中里 介山의 百姓弥之助の話(ひゃくしょうやのすけのはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,621자 · 99화면
易断に凝った結果、或学者の紹介で横浜の高島嘉右衛門に入門し、そのすすめで易経の暗誦を初め、田や畑の中で朗々と易経を唸りながら仕事をするのをよく見かけたものだ。弥之助は少年時代この人について少々漢学を習い、また初めてこの人につれられて東京へ出て来た縁故がある。
是等は皆その当時の村の畸人の一部であるけれども、今ではこういった様な桁外れの人間はすっかり影をひそめてしまって、製造した様な人間のみ多くなってしまった、丁度田圃が碁盤の目の様に整理されてしまい、水道がコンクリートの護岸で板張の様な水底に均らされてしまい、蜿蜒と連なった雑木林が開墾されて桑園とされてしまった様に、平明開発はあるけれども蝦蟇も棲まないし狐兎も遊ばなくなった。奇物変物もすっかり影をひそめてしまった。では富の程度でも幾分か増進したかと問えば、それどころかこの村でも目下一戸当り千円の借金に喘いで居る。
二十五
百姓弥之助は東京から植民地への帰りに、新聞を見るとドイツ軍のオースタリー侵入の記事が目に附いた、それと共にチェコスロバキアがふるえ上って居るという脇見出しもある。英国が準戦時体制を整えたという別見出しもある。