후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しょうせんでんしゃのしゃげきしゅ
省線電車の射撃手
海野 十三
海野 十三의 省線電車の射撃手(しょうせんでんしゃのしゃげきしゅ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,355자 · 45화면
の場合は全く失敗になるわけだった。戸浪に会って気をひいた上で決定しようと考えた。赤星龍子が笹木の愛人であるのは驚いたが、前後二回も、殺人のあった電車にのっていたのは、一寸偶然とは考えられない。実は先刻部下に命じて置いた龍子の動静報告がきた上で、もすこし詳しく考えてみたい。……
大江山警部は電話のある室を出て、階段をプラットホームに下りながら、懐中時計を出してみた。もう夜も大分更けて、ちょうど十時半になっていた。昨日の今頃突如として起った射殺事件のことを思いだして、いやな気持になった。すると、どこやら遠くで、非常警笛の鳴るのをきいた、と思った。
彼は階段の途中に立ちどまった。
「ポ、ポ、ポ、ポッ」
ああ、警笛だ。紛れもなく、上り電車の警笛だ。次第次第に、叫音は膨れるように大きくなってくるではないか。彼は墜落するように階段を駆けくだった。そのとき丁度、叫喚怒号する人間を積んだ上り電車が、驀地にホームへ滑りこんできたのだった。
「やられたかッ」警部は呶鳴った。
「また若い婦人です」と車掌が窓から叫んだ。
「窓があいているじゃないか、あれほど言ったのに」警部は真赤になって憤慨した。