후리가나로 읽는 일본 고전
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いちりこしゅぎしゃとゆうじんとのたいわ
石川啄木集(下)
石川 啄木
石川 啄木의 石川啄木集(下)(いちりこしゅぎしゃとゆうじんとのたいわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,069자 · 15화면
B それは三等の切符を持っていた所為だ。一等の切符さえ有れあ当り前じゃないか。
A 莫迦を言え。人間は皆赤切符だ。
B 人間は皆赤切符! やっぱり話せるな。おれが飯屋へ飛び込んで空樽に腰掛けるのもそれだ。
A 何だい、うまい物うまい物って言うから何を食うのかと思ったら、一膳飯屋へ行くのか。
B 上は精養軒の洋食から下は一膳飯、牛飯、大道の焼鳥に至るさ。飯屋にだってうまい物は有るぜ。先刻来る時はとろろ飯を食って来た。
A 朝には何を食う。
B 近所にミルクホールが有るから其処へ行く。君の歌も其処で読んだんだ。何でも雑誌をとってる家だからね。(間)そうそう、君は何日か短歌が滅びるとおれに言ったことがあるね。この頃その短歌滅亡論という奴が流行って来たじゃないか。
A 流行るかね。おれの読んだのは尾上柴舟という人の書いたのだけだ。
B そうさ。おれの読んだのもそれだ。然し一人が言い出す時分にゃ十人か五人は同じ事を考えてるもんだよ。
A あれは尾上という人の歌そのものが行きづまって来たという事実に立派な裏書をしたものだ。
B 何を言う。そんなら君があの議論を唱えた時は、君の歌が行きづまった時だったのか。