일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたしのしんじょう

私の信条

宮本 百合子

宮本 百合子의 私の信条(わたしのしんじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,393자 · 13화면

아오조라 문고

一九三八年(昭和十三年)三月に、ナチス・ドイツはオーストリアを合併し、三九年(十四年)三月には、チェコとスロヴァキアとを合併した。五月末に独伊軍事同盟が結ばれ、三ヵ月のちの八月には独ソ不可侵条約を締結した。ヒトラーの政府はラジオをもってこのことを公表した。ナチス軍のポーランド進撃は、それから僅か十日のちのできごとであった。第二次世界大戦はこういう手順でナチスによって放火された。

その前後のことだった。わたしは、たぶん『新女苑』であったかに、一人のフランス女学生の手記がのっているのを読んだ。いま、その名を思い出すことのできない若いソルボンヌ大学の女学生は、その手記のなかで、次のような意味のことを語っていた。第一次ヨーロッパ大戦から二十五年経過した。私たちフランスの若ものは、第一次大戦ののちに生まれてこんにちまで、世界の平和を希う切実な声の中に成長して来た。わたしたちは、現代の世紀の人類の願いは平和であること、戦争をさけるためにあらゆる努力を惜しんではならないということをモラルとして、少年少女時代をすごして来た。ところが、最近の数年に、世界の平和は、おびやかされ、現在では、世界中が、第二次大戦の勃発をおそれなければならない状態におかれている。