후리가나로 읽는 일본 고전
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しほんたいへいき
私本太平記(三)
吉川 英治
吉川 英治의 私本太平記(三)(しほんたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 222,108자 · 446화면
臣として心ならねど、
天下静謐のため、
承久の例に倣って。
先主後醍醐は、隠岐ノ島へ遷し奉るものとす。
おん付添いは、男、一条行房、千種忠顕の二名を限り、女房には、
阿野廉子、権大納言ノ局、小宰相の三人を添えまいらすこと。
ご発駕、三月七日。以上
「…………」
高氏は自分だけに聞かされているように、慎んでそれを聞いた。ほかの顔はもうみな先に呑みこみ顔だった。
幕府議定の発表は、それで終っていたものではない。
後醍醐の“隠岐流し”につづいて、すぐ翌八日には、
「一ノ宮尊良親王を、土佐へ」
また。
「もと叡山ノ座主、宗良親王を、讃岐に流したてまつる」
という二皇子の配所さきも、あわせて布令出されたとのことだった。なおまた、後醍醐に付いて、帝が隠岐の船路につくまでの長い道中を護送してゆく警衛役の大将には、
千葉ノ介貞胤
小山五郎左衛門秀朝
佐々木の入道道誉
の三名が、幕府任命となったことも、同時にこの場で言い渡された。
「このほか、まだ」
いろめく満座のおちつきを待って、両探題はなお、次のようにつけ加えた。
「――一味の公卿、僧侶、武士どもも、追ッつけ、鎌倉のご議定がまいり次第、処断となろうが、ひとまず先帝と二皇子の遠流を執りおこなった後と見られる。