일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あきのかご

秋の駕籠

山本 周五郎

山本 周五郎의 秋の駕籠(あきのかご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,356자 · 35화면

아오조라 문고

そして若者がたち去ると、あとからそっと往来へ出て、うしろ姿を見送った。若者は気のぬけたような歩きぶりで、弾正橋の手前を右へ、越中堀に沿って曲っていった。

お梅が店の中へ戻ると、待っていたように、また一人の若者が入って来た。無精髭の伸びた逞しい顔で、躯も逞しく肥えていた。彼は縞の単衣にひらぐけをしめ、裾の片方を端折り、肩に手拭をひっ掛けていた。

「お早う」と彼はお梅に云った、「済まないが酒をつけてくれないか」

「いらっしゃい、いま中さんが帰ったとこよ」お梅は元気そうに微笑した、「また二人で喧嘩したんでしょ、中さんたらいきなりひとをどなりつけたりして、あたしがさも悪いみたいにけんつくをくわすんだもの、あのひとすっかりいけなくなったわ、まるっきり先のようじゃなくなったわ、もう少しであたし」

「済まないがやめてくれないか」彼は穏やかに遮った。

「中次はおれの友達だからな、おれの前で友達のことを悪く云うのはよしてもらいたいんだ」

お梅はきっと唇を噛んだ。それから両手を握り緊めて、ゆっくりと板場のほうへゆきながら、歯と歯の間で呟いた。

「いつもこれなんだから、いい面の皮だわ」