일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いねのいちにち

稲の一日

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 稲の一日(いねのいちにち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,013자 · 20화면

아오조라 문고

そうすると理想的な条件の下では、反当り二十二俵即ち一坪当り三升の収穫というのは、そう無理な話ではない。ところでこれをその五倍に上げられないかと考えてみよう。

第一に考えられるのは、思い切って密植することである。加藤完治氏の話によると、苗を一本植えにして一坪に四千本植えてみられたことがあるそうである。結果は非常に良好で、内原のあの地味の良くない湿地帯の水田で、反当り十五俵とかの収穫をあげたことがあるという話であった。もっとも一坪に四千本も植えて、それぞれを普通に分蘗させては、穂と穂とがぶつかって、穂だらけになってもまだ余ることになろう。それで加藤氏は、思い切って深植えにして、分蘗をなるべく少なくさせて、親穂で主な収穫を挙げることを狙いとされ、それが巧く成功したのである。

親穂の方が、分蘗して出来た第二位、第三位の穂よりも、粒の数が多く、従って密植して親穂で収穫をとる方が増収になるのは、この方面では常識になっていることである。しかしこの方法には、普通の場合ならば一寸危険な点がある。それは丁度全部の穂が一斉に出揃った一番肝腎な時に、一寸気候条件の悪い時期にぶつかると、全部が一遍に駄目になってしまう。