일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くうちゅうひょうりゅういっしゅうかん

空中漂流一週間

海野 十三

海野 十三의 空中漂流一週間(くうちゅうひょうりゅういっしゅうかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,324자 · 35화면

아오조라 문고

「ほう、なるほど下るわ下るわ。いよいよ墜落の第一歩か」

「あまり嚇すなよ」

と、キンチャコフがいって、

「へんなことをいうと、きっとそのとおりになるという法則がある。ちと慎めよ」

「なあに、今のうちにこれでも喰っておけ。そうすれば元気になるだろう」

六条は、携帯口糧をゴンドラの戸棚の中からひっぱりだして、キンチャコフにも分けてやった。戸棚の中には熱糧食だとか、固形ウィスキーなども入っていた。なにしろ予め六人分の食糧が収めてあったので、食糧ばかりは当分困らない。

ただ困ったのが水だ。水は、ゆうべ庶務の老人が持ちこんでくれたが、一人一日分しか入れてない。

携帯口糧は口の中で一杯になった。水を上から注ぎこまなければ、とても咽喉をとおらない。といって水は大事にしなければ、この先どんなことになるか分らない。六条は、目を白黒させながら、これも同様に目を白黒させて携帯の口糧をぱくついているキンチャコフの顔を見やった。

「おう、雲だ。いよいよ下るぞ」

ほんの僅かの間に、気球は密雲の中に包まれてしまった。見る見るうちに、服はびっしょり水玉をつけ、やがてそのうえを川のように流れおちる。