일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くうしゅうそうそうきょく

空襲葬送曲

海野 十三

海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면

아오조라 문고

その壁体と丁度反対の壁には、配電盤やら監視机や、遠距離制御器などが並んで、一番右によった一角には、真黒な紙を貼りつけた覗き眼鏡のような丸い窓が上下左右に、三十ほども並んで居たが、これはテレヴィジョン廻転鏡だった。

「第三師団から報告がありました」別の伝令が、司令官の前に飛んで来た。

「浜松飛行聯隊の戦闘機三十機は、隊形を整えて、直ちに南下せり。一戦の後、太平洋上の敵機を撃滅せんとす」

「よし、御苦労」

報告は俄然、輻輳して来たのだった。司令官と幕僚とは、年若い参謀が指し示す刻々の敵機の位置に、視線を集中した。

海上に配列してあった防空監視哨は、手にとるように、刻々と敵国空軍の行動を報告してきた。それが紀州沖から、志摩半島沖、更に東に進んで遠州灘沖と、だんだん帝都に接近してきた。

それに反して、第四師団のある大阪方面では、空襲から脱れたので、解除警報を出したことなどを報告して来た。

果然、マニラ飛行第四聯隊の目標は、帝都の空にあったのだった。

東京警備司令部内は、眼に見えて、緊張の度を高めていった。

浜松の飛行聯隊が、折柄のどんより曇った銀鼠色の太平洋上に飛び出していった頃から、第三師団司令部からの報告は、直接に高声器の中に入れられ、別府大将の前に据えつけられた。