일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くうしゅうそうそうきょく

空襲葬送曲

海野 十三

海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면

아오조라 문고

「じゃ、もっとラジオを聞いてくるからな」

「ちょいと、待っとくれよ、お前さん」おつるは遽てて、亭主を呼びとめた。「お舟は、ダンスホールがお休みになったといって帰って来たけれど、笛坊の方は、まだ電話局から戻ってこないんだよ。いつもなら、もう疾くに帰って来てなきゃならないんだがね」

「うむ」亀さんは首を傾けて、去年の秋、交換手をしている娘の案内で見に行った東京中央電話局の建物を思いうかべていた。「ひょっとすると、忙しいのかも知れねえぜ」

「波二も、少年団へ出かけたっきりで、うちには、おばァさんとお舟としか居なくて不用心だから、なるたけ早く帰ってきとくれよ、お前さん」

「あいよ、判ってるよ」

亀さんは、また、あたふたと、町角のパン屋の高声器を目懸けて、かけ出して行った。

パン屋の軒先は、附近の下層階級の代表者が、黒山のように、だが水をうったように静粛に、アナウンサーの読みあげる臨時ニュースに耳を傾けていた。

「唯今午後七時三十分、米国空軍の主力は、伊豆七島の南端、三宅島の上空を通過いたして居ります旨、同島の防空監視哨から報告がございました。以上」

高声器の前の群衆は、流石に興奮して、ザワザワと身体を動かした。