후리가나로 읽는 일본 고전
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くうしゅうそうそうきょく
空襲葬送曲
海野 十三
海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면
地方からの買出し人が来ると、商談を纏め、大きい木の箱に詰めて、秋葉原駅、汐留駅、飯田町駅、浅草駅などへそれぞれ送って貨車に積み、広く日本全国へ発送するのだった。長造は昔ながらの花川戸に、老舗を張っていた。長男の黄一郎は、思う仔細があって、東京一の盛り場と云われる新宿を、すこし郊外に行ったところに店を作っていたのだった。そこには妻君の喜代子と、二人の間にできたミツ子という赤ン坊との三人の外に三人の雇人がいた。今日は本家の大旦那長造の誕生日であるから、店を頼んで、浅草へ出て来たのだった。
「さア、おじいちゃま、今晩は、お辞儀なさいよ、ミツ子」
お湯から出て来て、廊下で挨拶をしているらしい喜代子の声がした。
「やあ、ミツ坊、よく来たね。はッは」長造が大きな声であやしているらしかった。「お湯が熱かったのかい、林檎のような頬ッぺたをしているね。どれどれ、おじいちゃんが抱っこしてやろう。さあ、おいで、アッパッパ」
「やあ、笑った、笑った」赤ン坊の珍らしい素六が、横から囃し立てた。
今夜は、客間をつかって、大きなお膳を中央に並べ、お内儀のお妻と姉娘のみどりが腕をふるった御馳走が、所も狭いほど並べられてあった。