후리가나로 읽는 일본 고전
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くうしゅうそうそうきょく
空襲葬送曲
海野 十三
海野 十三의 空襲葬送曲(くうしゅうそうそうきょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 95,012자 · 189화면
兵員は?
もともと一小隊しか居なかった兵員は、四分の一にも足らぬ人数しか、残っていなかった。
「ピリピリ。ピリピリ」
振笛が、けたたましく鳴り響いた。毒瓦斯が、また、やってきたらしい。
何か、喚く声がする。胡椒臭い、刺戟性の瓦斯が、微かに、鼻粘膜を、擽った。
(塩化ピクリンか!)
東山少尉は、腰をひねると、防毒マスクをとりあげた。
「催涙瓦斯だぞオ、催涙瓦斯だぞオ!」
瓦斯警戒哨が、大声に、呶鳴っていた。
東山少尉は、そのとき、何を思ったのか、ツと、二足、三足前方にすすんだ。
「どうも、おかしいぞ」
前方の、放送局の松林あたりに、可也夥しい人数が移動している様子だった。演習慣れした少尉の耳には、その雑然たる靴音が、ハッキリと判った。
どこの部隊だろうか?
司令部が寄越した援兵にしては、無警告だし、地方の師団から救援隊が来るとしても、おかしい。
軍隊ではないのかも知れない。
少尉は、背後に向って、携帯用の懐中電灯を、斜め十字に振った。それは下士官を呼ぶ信号だった。
コトコトと足音がして、軍曹の肩章のある下士官が、少尉の側にピタリと身体を寄せた。
「吉奈軍曹であります」