일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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とっかんきこう

突貫紀行

幸田 露伴

幸田 露伴의 突貫紀行(とっかんきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,819자 · 16화면

아오조라 문고

海浜に浜小屋というもの、東京の長家めきて一列に建てられたるを初めて見たり。

二日、無事。

三日、午後箱館に至りキトに一宿す。

四日、初めて耕海入道と号する紀州の人と知る。齢は五十を超えたるなるべけれど矍鑠としてほとんと伏波将軍の気概あり、これより千島に行かんとなり。

五日、いったん湯の川に帰り、引かえしてまた函館に至り仮寓を定めぬ。

六日、無事。

七日、静坐読書。

八日、おなじく。

九日、市中を散歩して此地には居るまじきはずの男に行き逢いたり。何とて父母を捨て流浪せりやと問えば、情婦のためなりと答う。帰後独坐感慨これを久うす。

十日、東京に帰らんと欲すること急なり。されど船にて直航せんには嚢中足らずして興薄く、陸にて行かば苦み多からんが興はあるべし。嚢中不足は同じ事なれど、仙台にはその人無くば已まむ在らば我が金を得べき理ある筋あり、かつはいささかにても見聞を広くし経験を得んには陸行にしくなし。ついに決断して青森行きの船出づるに投じ、突然此地を後になしぬ。別を訣げなば妨げ多からむを慮り、ただわずかに一書を友人に遺せるのみ。

十一日午前七時青森に着き、田中某を訪う。