일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きょうそう

競漕

久米 正雄

久米 正雄의 競漕(きょうそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,312자 · 34화면

아오조라 문고

「言ったって平気じゃないか」

「うむ、それは平気だ。芸術家の第一歩はすべてのものに好奇心を動かすのにあるんだそうだからね」

「全くです。全くです」と津島は久野の心持がまた変りでもすると大変だと思って、念を押した。「じゃ出て下さるんですね」

「まだ思案最中なんですよ」と久野は快答を与えるのが惜しいような心持で言いながら、首を俛れてみた。「何しろ書きかけてるんだからなあ」

「一体いつごろまでに出来るんだい」

「十五日までには書き上げる予定なんだ」

「じゃ十六日からでいいから出てくれ給え。そうすれば正味二十五日間の練習だよ」

「じゃ十五日までに書き上げられたら出るとしよう」

「よろしい。ありがとう。これでやっと安心した。では僕らは明日から四日間佐原まで遠漕に行って来るから、その間に君の方は書き上げ給え」

「よし、全速力で書いて見よう」

こんなことでとうとう久野は文科の舵手として競漕に出ることになった。

二

合宿所は言問の近くの鳥金という料理屋の裏手にあった。道を隔てて前と横とが芸者屋であった。隣りには高い塀を隔てて瀟洒たる二階屋の中に、お妾らしい女が住んでいた。