일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わらうあくま

笑う悪魔

野村 胡堂

野村 胡堂의 笑う悪魔(わらうあくま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,687자 · 55화면

아오조라 문고

足の勇こと、わが早坂勇が、虎井満十と馬が合うのも、御同様貧乏で、些か呑ん平で、そして恐ろしく正義感が強くて、経済観念の全く無いという共通点の為だったかもわかりません。試みに会計部の婦人部員に訊いて見たとしたら、二人は東京ポスト社中の、前借二大横綱で、まともに算盤を取られると、向う一ヶ年位は、一銭の月給も受取れないことになって居るという、驚く可き事実を発見するでしょう。

「その千種十次郎をワクワクさせる相手というのは、何処の女優だ」

虎井満十はもう良い加減でガード下できこし召したらしい、トロンとした眼を挙げました。七つ下りの背広、襟飾が神田っ児の旋毛位に曲って、モシャモシャと無精髯の生えた顔は、思いきや哲学者のような峻烈なのに変って居ります。

「女優? 飛んでも無い、兄貴と来たら新聞記者中の清教徒だよ、――兄貴をワクワクさせる相手というのは、熊谷合名会社の若い社員で、潮田春樹の妹の美保子という麗人さ」

「ヘエ、そいつは平凡過ぎて愛嬌が無いね」

「お前は美保子さんを見たことが無いから、そんな罰の当ったことを言ってるが――」

「罰の当ったことをね」

「全くの素顔で、あんなに清潔で美しい乙女を、俺は想像したことも無いよ」