후리가나로 읽는 일본 고전
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だいよんかいきゅうのぶんがく
第四階級の文学
中野 秀人
中野 秀人의 第四階級の文学(だいよんかいきゅうのぶんがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,065자 · 9화면
わが文壇でも此のロシヤを手本としつつあるものが頗る多い。けれども是等群小ソフィストには、現実味の足りない所がありはせぬか。今明日の生活を、其の時の衝動に托して、平気で或は懺悔してお祈りして暮して行くところに、何だかあっけない所がありはせぬか。ロシヤが西欧の文学を咀嚼して自分のものにして行った様に、吾々はロシヤの文学を咀嚼して自分のものにして行かなければならぬ。
今や第四階級の文学は耕されんとして居る。如何なる労力と道具とを以てすべきか? 独立自尊の意気、吾一人天下に抗せんと云うヒロイズムが最も必要である。無力の善人である事よりは、強力なる悪人である事が必要である。その思想は如何に幼稚であってもよい。否幼稚なればこそ真摯、常に人生の重大問題にぶつかって来る。実際此の子供らしさ程恐るべきものはない。此の点に於ては貴族文学と相似たものがある。第四階級の文学は何処までも子供らしい所に強味を有する。此の子供らしさこそ現状不満、飽くなき知識慾に駆らるる原因となるのである。かくして社会組織に対する究明こそ第四階級文学の特質となって来るのである。固より芸術は天来の感興を唯一の資本とすべきであろう。