후리가나로 읽는 일본 고전
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はんちゅうとしてのくうかんについて
範疇としての空間に就いて
戸坂 潤
戸坂 潤의 範疇としての空間に就いて(はんちゅうとしてのくうかんについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,453자 · 89화면
〔二〕
物は実空間に於ては性質――例えば感覚内容――となって現われるであろう。処が私の物は正しくかくの如き「性質」ではなかった筈である。
此までに明らかにすることが出来たのは次の一つの事である。即ち、特定の意味での――尤もそれは最も常識的な出発を有つ――存在に於ける、存在論的範疇は空間である。続く*。
* 存在論的範疇は内容(Qualit※(ダイエレシス付きA小文字)t)とその規定(Bestimmung)を有つのがその特色であった。故に次には空間の内容とその規定とを査べるのが順序である。
(一九二六・九・一〇)
〔二〕
繰り返して云うならば、存在の存在論的範疇は空間である。吾々は第一に「存在」に於て問題の手懸りを捉え、第二に「存在論的範疇」という概念をばそれに当て嵌め、かくして空間を析出した。而も私の採ったこの道は、第一の点に於ても第二の点に於ても、常に空間――それが吾々の関心であった――に行き着くことの出来るように、云わば目的論的に組み立てられている。であるから今までの考えの途上にあっては、何故にまず吾々は「存在」という地盤から出発しなければならないか、何故に次にこの地盤に立って「存在論的範疇」