후리가나로 읽는 일본 고전
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はんちゅうとしてのくうかんについて
範疇としての空間に就いて
戸坂 潤
戸坂 潤의 範疇としての空間に就いて(はんちゅうとしてのくうかんについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,453자 · 89화면
そしてこの当然な事実が吾々にとって再び或る一つの哲学的な解釈の土台となるのである。というのはこの事実は、空間表象が、視覚とか触角とかの一般に空間的と考えられる個々の感覚をば超越しているということを指す。視覚と触覚とは視空間と触空間とを通じて第三のもの即ち空間表象そのものに結び付けられている。空間表象は云わば視空間や触空間よりも高次のものなのである。そして高次のものは前の推論を繰り返えすことによって「制約」でなければならない。更にこれは空間表象が本来は空間的でない処の或る感覚にまで自らを強制する力に於て他の一つの徴候を現わす。それは聴空間という概念である。音は或る方向から来るであろう、併し音するのは少しも空間的ではない(触覚や視覚はこの点に於て全く聴覚と異っている)。それにも関らず吾々は聴覚が空間的であるかのように考え易い、それが空間表象が聴覚に致す強制力を云い表わしている。単なる視覚や触覚は聴覚へこのような意味で干渉することは出来ない。この干渉が成り立つのはその何れをも超越する空間表象の遊離性から来るのでなければならない。空間表象のこの遊離性は、それが個々の感覚から制約されるのではなくして却って或る意味に於て個々の感覚を制約出来る、という可能を云い表わす。