일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はんちゅうとしてのくうかんについて

範疇としての空間に就いて

戸坂 潤

戸坂 潤의 範疇としての空間に就いて(はんちゅうとしてのくうかんについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,453자 · 89화면

아오조라 문고

実際自然科学者が、認識しようとする時は、まず認識の対象を量の関係に引き直し、更にその量を計量する時必ず空間的な量を用いずにはいられないであろう。物理学に於ける空間も亦この意味に於てその手段、方法でなければならない。処が計量を実行する場合――それを測定と呼ぼう――吾々は単に空間に於て計量するというだけではなくして、更に何かの意味に於て実証的な手段に頼らなければならぬ(例えば光とか物質とか)。従って空間そのものも亦この手段によって始めて測定されることが出来るのである。かくして云わば先験的であった空間は今や経験的に規定された空間となる。単に方法であるに過ぎなかった処の、従ってそれだけ対象に向って無関心であった処の、空間が亦対象そのものとなるのである。併しこのことは空間が方法でなくなったのを意味するのではなく、却って正にそれが自ら対象とならねばおかぬ程それ程対象に忠実な方法であることを示している。例えば法則を発見するということは確かに自然科学の方法であるかも知れない、が併しこのような方法そのものは自然科学自身に於て対象として行なわれる法則ではなくして、寧ろ認識論が自らの対象としての自然科学に与える処の法則――そう呼ぶことが出来るならば――であるであろう。