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はんちゅうのはっせいがく
範疇の発生学
戸坂 潤
戸坂 潤의 範疇の発生学(はんちゅうのはっせいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,364자 · 7화면
我国の暫く前までの学界情勢では、カント流の範疇が範疇の代表者と考えられていた。それはアリストテレスの判断表から、そしてアリストテレスの判断表は文法から、引きだされたものだといわれている。とに角カントはそれを形而上学的(哲学的)に演繹したものである。だから範疇はここでは先験的に十二という数に限定されて了っている。存在に関する可能的、経験の論理的予件、というような固定した条件を範疇が意味した限りそうなるのが当然であった。だが範疇は元来、アリストテレス自身によれば、様々な言表の根本的な型であった。その数はなる程略々十個程数えられているが、それを十個に限らなければならない理由は必ずしも無かったのである。範疇が言葉のもっとも基本的な理論的機能を意味した限り、そして言葉が人間の生存の諸条件と共に移動する限り、それを絶対的に固定して了うことの出来ないのが当然である。
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一体言葉は、それが客観的に通用するためには一応固定されねばならないが、しかしそれが常に変化し発展して行く存在をいい表わすためには絶えず変更されて行かねばならない。そういう矛盾した制約を持っている言葉は、系統的な変化を持つものなのである。