일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かがりびのおんな

篝火の女

吉川 英治

吉川 英治의 篝火の女(かがりびのおんな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,727자 · 56화면

아오조라 문고

すべての事は、きょうの夜明けに、大七から越前守御父子へ申し告げてやった……。そして、ここに自分の心の底をのべて、恩師の御息女におわびすることも能うた。本懐です。では、萩乃、忠義をつくせよ、この熊楠の御手伝いは一時、そちの奉公は末が長い。……たのむ』

云い終ると、もう駒の背に返って、

『御一同、おさらばです』

黙然と、うなだれていた安中三郎進は、

『暫くお待ちください』

と、前へ駈けまわって、口輪をつかんだが、涙ばかりがあふれて、俯向いていて何も云えなかった。

熊楠は、その心もちを察して、

『おわかれ申したい、お離し下さい』

『相木殿。……す、すまなかった。拙者は、あなたに負けた! 敗れたのだ!』

『恋は、戦ではないはずです。そんなお考えは持たぬがよい。某の気持が徒労になる。――又、そこもとの厳父、越前守殿の死もむだになる』

『やっ? 父は、討死しましたか?』

『それも、お愁みあるな。お父上も、必ず御満足であったと思う』

『ああ、八雲っ。二人はどうしたらよいのか』

『三国峠に道がある。あの山の背をこえれば、おん身が祖先の国土だ。その国土を踏めば、八雲様も、そこもとも、自ら御決心が成るものだ』