후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かがりびのおんな
篝火の女
吉川 英治
吉川 英治의 篝火の女(かがりびのおんな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,727자 · 56화면
(其許の娘を、伜に賜わらぬか)
(当人さえ、よいならば――)
と云うような談になって、それでは、帰国した上で、双方の主君の許可を得て、改めて、日もきめよう、結納も交そうとなった。
で、三郎に訊くと、
(是非)
と云うし、八雲の心をただすと、これも、
(お父さまの思し召しのままに)
という答え。勿論、わるくないのである。二人の父は、この幾日かのあいだに、若い息子と、若い娘とのあいだに、どういう感情がながれていたか位は、充分に知っていたので、
(そうだろう……)
と、老後の楽しみを予想するような和やかなほほ笑みを見交した事であった。
そればかりではない。
愈※(二の字点、1-2-22)、別れに臨んでは、口約束だけでは心もとないとあって、三郎進は、
(何か、御息女のおしるしを戴きたいが)
と、自分の意志のかたい所を見せて、こう希望を述べると、
(御もっともな仰せ。しかし、旅先のこととて、何もござらぬが、それでは、娘が吹いた笛の音が、この御縁をむすんだこと故、途中で求めた品でござるが、この杜鵑と銘けた一管を、お誓いの証がわりに、お持ちくださるまいか)
東郷五郎左衛門のことばに、