후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かんざしにつけたたんざく
簪につけた短冊
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 簪につけた短冊(かんざしにつけたたんざく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 459자 · 1화면
日本橋区本町三丁目一番地嚢物商鈴木米次郎方の婢おきんと云うのが、某夜九時すぎ裏手にある便所へ入ろうとして扉をあけると、急に全身に水を浴びせられたようにぞっとして、忽ち頭の毛がばらばらと顔の上へ落ちて来てまるで散髪頭のようになった。婢は悲鳴をあげて隣家の曲淵方へ駈け込むなり、ばったり倒れて気絶してしまった。人びとは驚いて、水や薬などを飲ませて蘇生させ、その訳を聞いて一層胆を潰した。人びとは手に手に棍棒や箒などを持って彼の厠へ駈けつけたが、べつに変ったことはなく髷が入口に無気味な恰好で落ちていただけであった。
そこで初めて、人びとはこれが俗に云う髷きりだと云うことを知ったが、それ以来彼の厠は何人も使わなくなった。
これは明治七年三月十日の東京日日新聞に載っていた話であるが、日日子はそれに就いて、このことはいつか浅草金龍山内にもあった。故老の話では四五十年前にも一度あったが、その時は女たちが簪に小さな短冊をつけて、魔よけにしたと云って、その歌を引いてある。
かみきりや姿を見せよ神国のおそれを知らばやくたたらざれ