후리가나로 읽는 일본 고전
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ふんにょうたん
糞尿譚
火野 葦平
火野 葦平의 糞尿譚(ふんにょうたん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 51,974자 · 99화면
それを四荷リヤカアに積み、李聖学が引いて、小森が後を押した。ところが、ここに意外なる出来事が起った。二人がリヤカアを押して糞壺のところまで来ると、その糞壺の傍らに半纏を着た男が七八人居て、色の黒い背の低いのが、走り出て来て、ものものしい様子で、李聖学の前に立ち塞がった。李聖学がびっくりして、とうしたのてすか、といて下さい、と云うと、小男とは思われぬ銅鑼声で、喧しいわい、貴様達こそ帰りやがれ、今日から絶対にここに糞を棄てさせぬのだ、と喚き、リヤカアの握りに手をかけて、ぐいぐいと押し返した。糞壺の縁に居った男達もわいわいと声を立て、立ち上ってこちらに襲いかかる気勢を示した。半纏の男達はスコップで糞尿壺を埋めていたらしかった。小森はリヤカアの後から前の方に出て、どうしたんですかな、あんた、と少し怖々しながら訊いた。どうしたかとは何か、聞かにゃわからんか、大馬鹿野郎、と先刻の髯だらけの背の低い男が、肩を怒らして云った。彦太郎は声を和らげ、おどおどと、ここの糞壺は市役所の承認を得て使用しているのであって、間もなく市の浄化装置が出来ることになっているし、それまでということで使用しているのだ、あんた達はどういう訳で邪魔するのですか、と逃げ腰で訊いた。