후리가나로 읽는 일본 고전
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さいきこうい
細木香以
森 鴎外의 細木香以(さいきこうい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,332자 · 45화면
子之助は天保九年に十七歳になった頃から、料理屋、船宿に出入し、芸者に馴染が出来、次で内藤新宿、品川の妓楼に遊んだ。
天保十二年の頃には竜池、香以の父子が相踵いでクリジスに遭ったらしい。子之助とその姉とを生んだ竜池の妻はこの頃離縁になった。子之助の姉は外桜田堀通の上杉弾正大弼斉憲の奥に仕えていた。竜池は尋で三十間堀住の十人衆三村清左衛門の分家、竹川町の鳥羽屋三村清吉の姉すみを納れて後妻とし、同時に山王町に別宅を構えて妾を置いた。
未だ幾ならぬに、竜池は将に刑辟に触れむとして纔に免れた。これは女郎買案内を作って上梓し、知友の間に頒った事が町奉行の耳に入ったのである。頼に加賀町の名主田中平四郎がこれを知って、密に竜池に告げた。竜池は急に諸役人に金を餽って弥縫し、妾に暇を遣し、別宅を売り、遊所通を止めた。内山町の盲人百島勾当の家を遊所として諸持等を此に集えることになったのは当時の事である。
子之助はこの年十二月下旬に継母の里方鳥羽屋に預けられた。これは新宿、品川二箇所の引手茶屋に借財を生じたためである。子之助時に二十歳であった。
然るに竜池の遊所通は罷んでも、子之助のは罷まなかった。