일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ささめゆき

細雪

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 194,628자 · 371화면

아오조라 문고

まで、はっきり現れるようになった。雪子はいつ何時お嫁に行ってもよいように、箪笥に一杯支度して貰っているけれども、彼女はこれと云う金高なものを余り拵えて貰ったことがなく、今持っている目ぼしい物は、大概自分が稼いだお金で拵えたか、そうでなければ二番目の姉が買ってくれた物が多いのであった。尤も妙子にはそう云う風に別途の収入があるので、雪子と同等に待遇しては却って不公平になる、と、本家は云い、妙子自身も、私はお金に困らないから雪姉ちゃんにして上げてと云っていたが、事実現在では妙子が本家に負担を懸けている程度は、雪子の半分にも足りないであろう。そして、そう云えば又、毎月相当の稼ぎ高があるとは云うものの、一方で貯金をしながら一方では洋服に最新の流行を追い、装身具などにも可なりの贅を尽している妙子の遣繰の巧さには、どうしたらああやれるものかと、幸子は毎々感心しているのであったが、(幸子は彼女の頸飾とか指輪の中には、奥畑貴金属店の陳列棚から出た物もあるのではないかと、密かに疑ったこともあった)お金の有難さをしみじみ知っていることに於いても、四人のうちで妙子が出色だったであろう。