후리가나로 읽는 일본 고전
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ささめゆき
細雪
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 細雪(ささめゆき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 194,628자 · 371화면
そして、
「あなたの旦那さん、きっときっと無事でお帰りになりますわ。それにこの水は蘆屋や住吉辺だけで、神戸がやられている筈はありませんから、ペータアさんやルミーさんは大丈夫に極まっていますわ。私ほんとうにそう信じます、きっと安心していらっしゃい」
と、繰り返して元気づけてから、
「では又後で」
と云って、応接間へ戻ると、間もなく先刻開け放しにして置いた表門から、貞之助とお春が悦子を連れて這入って来た。
矢張悦子の小学校は完全に水害から免れていたのであった。ただ学校の周囲が悉く水浸しになってしまい、尚刻々に増水するけはいが見えたので、授業を休んで、生徒を全部二階の教室に集合させて置いたところ、追い追い子供の安否を気遣って身柄を引き取りに来る父兄達が現れたので、そう云う人達には一々子供を渡していた。だから悦子は、自分自身は何等恐い思いもせず、却って家の方がどうなったであろうかと案じていた折柄、父親とお春が駈け付けて来たと云う訳で、家庭から迎えが来たのでは、悦子などが早い方であり、貞之助の後からぽつぽつと方々の迎えの人達が続いて来つつあった。貞之助は校長や先生に見舞とお礼の言葉を述べて悦子を受け取り、大体来た時の路を通って帰途に就いたが、その時になってお春が一緒にいてくれたことが非常に役に立った。