후리가나로 읽는 일본 고전
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きぬとかみのはなしとしていのあいだがらのはなし
絹と紙の話と師弟の間柄の話
上村 松園
上村 松園의 絹と紙の話と師弟の間柄の話(きぬとかみのはなしとしていのあいだがらのはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,245자 · 7화면
オヤ、あの跫音は? とうっかりしてると先生の跫音と間違えさせられることがある程なのです。それは外出先きから帰って来られた塾の人の跫音だったのです。塾の先輩の誰彼となると、それこそ跫音まで先生に似てる、ということを感じたことがありますが、跫音が似てると申しますのは歩きつきが似てるからで、引き擦るでもない踏み締めるでもない栖鳳先生独特の歩きつきが、いつの間にか弟子に感染してるのです。歩きつきばかりでなく、坐られた時肩の落ちた容子だとか、片腕組んで一方の煙草を持った手を口の辺に持って行かれる容子とか、そうした何でもないふとした容子などにまで、栖鳳先生の御容子が古いお弟子になると感染している方があります。
これでこそほんとだと思います。何も彼もが師匠は豪いという気がしてる弟子の目には、師匠の行住座臥すべてが憧れの的であるのは当然だと思います。絵は勿論のことです。ですから弟子が師匠の画風に似るというのは当り前のことで、何も彼も師匠の真似をして何十年かの後師匠の癖がすっかり飲み込めた上で自分が出て来るなら出したがいいと思います。そうして出た自分だとほんとの自分だと思います。