일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

りょくいのおんな

緑衣の女

松本 泰

松本 泰의 緑衣の女(りょくいのおんな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,168자 · 25화면

아오조라 문고

私の考えでは彼等は海岸通りの旅館へ宿ったね。先ずローヤル旅館かな。」ギルは如何にも自信があるらしくいった。

その晩泉原は偶然にも、初めて会った人の、初めての部屋で寝る事になったが、夜が明けると床を離れて身支度を調えた。倫敦の下宿にいる時のように流石に朝寝もしていられなかった。

食事を済すと、ギルは前夜の言葉を忘れずに泉原を促して家を出た。

ローヤル旅館を最先にして四五の旅館で宿帳を見せて貰ったが、悉く失敗であった。最後に無駄とは思いながら念の為に海岸寄りのレヂナ旅館へ立寄って見た。ギルは帳場の支配人と何事か談合っていたが、すぐ宿帳を見せてくれた。泉原はギルの後ろから延上って帳簿の上に目をさらした。然しグヰンの名はどの頁にも見当らなかった。二人はそこを出ると、これはと目ざす旅館を悉く廻り歩いた。其日は朝から小雨が降っていたが、十時頃から本降りになった。雲を掴むような捜査に二人は根気づかれがして、とう/\泉原の方から、

「最う諦めよう。」といい出した。ギルもそれに同意して丁度通りかゝった海浜旅館を最後とする事にした。如才ない支配人は特別親切に自ら分厚な宿帳を繰って、共々調べてくれた。