일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せんこうはなび

線香花火

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 線香花火(せんこうはなび)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,329자 · 9화면

아오조라 문고

火球が酸化のためにどれくらいの温度になった時に火花が出始めるかを見るのは一寸厄介である。これにはやはり器械が要るので、熔鉱炉の中の温度などを測る光学的高温計を用いると理由なく測ることが出来る。それは火球の明るさを電流を通じて赤熱した針金の明るさと比較して、その時の電流の値から温度を知るという方法である。大学の工学部にこの器械があったので、線香花火を一把持って行ってその器械を使わせてもらったら、半日で片が付いてしまった。その結果によると、火球は出来初めは 860°C くらいでその間はまだ火花が出ない。それが内部での硝石の分解による酸化と表面での酸化とのために、しばらくすると 940°C くらいまで温度が上がる。そうすると松葉火花が盛んに出始めるのであるが、やがてまた温度が漸次下がって行って 850°C くらいになると、火花が出なくなって間もなく消失するのである。それでは初めまだ温度が充分高くならぬうちに、アーク灯の光の熱線を火球の片側へ水晶レンズで集光したら、その側から先に火花が出始めるかという疑問が起る。早速やってみたがこれはどうも予期どおりに行かなかった。