후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せんさいなびのかんしょうということについて
繊細な美の観賞と云う事について
宮本 百合子
宮本 百合子의 繊細な美の観賞と云う事について(せんさいなびのかんしょうということについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,663자 · 6화면
「春」と云う名のもたらした自然の賜物の中にすべての美がこめられて私達の目前に日毎に育って居る。
晴ればれと高い空を見ながら木蓮の白い花が青と紫の中に浮いて居るのを見ながら、私の心は驚くばかりの美を感謝もし讚えても居る。
「美」と云うものを幾度も幾度も口に云い筆先に現わすのはあんまり好い事ではないかもしれないけれ共私はだまって居る事は出来ない。
嬉しい時に小声な歌を唄いたくなる様に低く小さくそしてつぶやく様にでも私は何か云わなければならない気持になって居る。
すべての物の美くしさと云うものは、
大きくまとまった美くしさ と、
相当に細っかい美くしさ と、
又は一目見ては人の心に何にも与えない様なものの中に棲む美くしさ、
と云うものが有ると思う。
この分け方は極く大ざっぱなことだけれ共、その中にも亦色彩によって感じる美くしさ、連想によって美くしいと思うものなどがどの美くしさと云う中にも入って居ると思う。
すべて大きくまとまった美と云うものは、多くの場合その色彩の工合で美くしいとも思い又は腹立たしいほど見っともなくも見えるものである。
私達のみなりに対する注意と用意が必要で、又他人の身なりを見る時と同じ気持がいるものだと思う。