후리가나로 읽는 일본 고전
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せんさいなびのかんしょうということについて
繊細な美の観賞と云う事について
宮本 百合子
宮本 百合子의 繊細な美の観賞と云う事について(せんさいなびのかんしょうということについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,663자 · 6화면
かなり細っかい美くしさ――私はわざとここにかなり細っかいと云う言葉が必要だと思うから入れる――に於て我国古来の刺繍、蒔絵などは成功して居ると思う。
一目見ては人の目を引かないものの中にひそむ美は、私がこの上もなく大切にも思い又嬉しくも思って居る美くしさである。
この美に対して私は無条件な細かな美と云う事が出来る、繊細な美と云う事が出来る。
極く精巧な細っかい美くしさではあっても、偉大な魅力と威をもって我々の上に高く輝いて居るものである。
この美は多くの場合には自然の中に生きて居る、そしてどこにでもかしこにでも行きわたって居るものである。
何事につけても柔かくシンナリとあつかって呉れる母親と同じ様に、この美は我々の心を笑わす事も涙をこぼさせる事も出来る力を持って居ると云う事を私は信じ私に対してはまったくそうなのである。
こけおどしの利く勿体ぶった美のかげには常に何となくギスギスした、又人間で云って見れば「カブト町」に住んで居る四十近くの男の様に投機めいた様子のあるものを抱えて居る。
しかし私の思う美くしさばかりは、どこの面をのぞいてもそう云う不快さは持って居ない。