일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にくたい

肉体

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 肉体(にくたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,219자 · 26화면

아오조라 문고

こんな風に、とき弥と無駄な金を使ってるよりは、いっそ彼女に一軒家をもたしたら……。それに、文学者や画家なんていう者は、無遠慮なのが多くて、私ととき弥との間を知っておりながら、酔っ払うと、彼女に戯れかかったりして、それをまた彼女が平気で笑っているのが、私には心外でもありましたし、その上、彼女は丸抱えの身で、堅くしているわけでもないことが、よく分っていました。

「どうだろうね、さっぱり足を洗って、家でも一軒もつようにしては……。」

「ええ、いいわ。」

それが当然だとでも云うように、至極あっさりしています。なお仕合せなことには、彼女がいくらか面倒をみてやっていた郷里名古屋の母と妹とが、近頃文房具屋をはじめて、それが案外よくいって、その方の心配が一切なくなったところでした。

少々無謀のようではありましたが、地所と家作との一部を、親父に内緒で抵当に入れて、少しまとまった金を拵えました。そして間口二間ほどの小さな商店を譲り受け、多少手を入れ、御菓子化粧品の店にして、彼女を住せました。親元身請ということにして、そっと落籍さしたのです。そして彼女は、とき弥から本名のトキエとなって、新らしい店の女主人となりました。