후리가나로 읽는 일본 고전
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じりきこうせいよりしぜんりきこうせいへ
自力更生より自然力更生へ
三沢 勝衛
三沢 勝衛의 自力更生より自然力更生へ(じりきこうせいよりしぜんりきこうせいへ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,872자 · 50화면
、すなわち、そこの風土に則した工業を興すという点に第一の主眼をおかれないため、と私は考えているのでございます。
原料といったようなものは、交通の発達しております今日および将来では、特殊の原料、例えば水のようなものとか果物ならば桃のようなもので、きわめて持ちが悪いといったようなもの以外は、相当輸送にも耐えますので、無理にその生産地でそれを使って製造しなければならないというほどのこともないと思いますが、風土だけはまったく輸送不可能のものでございますから、それに立脚した工業であってこそ、真に強みのある、いわゆる意味のある地方工業と私は考えているのでございます。すでに皆様も御承知のことと存じますが、直ぐこの北にある、あの鳥居峠の南北両側において、北には平沢という漆器の製造部落があり、南側には藪原という昔から有名な、今日もこの会場の入口に陳列されておったようでありますあの「お六櫛」の産地がございます。ところが、あの漆器の製造には、どちらかと申しますと、そこの空気の乾燥しているということが希望されておりますし、これに対して、櫛の製造においては、なんとしてもあの細かい歯を一枚一枚挽くのでございますから、空気の湿っている方が悦ばれているのでございます。