일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

じゆうじん

自由人

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 自由人(じゆうじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 69,030자 · 139화면

아오조라 문고

「私は断言する。菅原君に限って、そのようなけちな不正はやらない。やるなら、もっと大きなことをやるだろう。あなたのところで、天元社で、ばかげた嫌疑を菅原君にかけるようなら、私も、この私も、もう此処には足を踏み入れない。」

彼は上衣を着た。その袖を佐竹は捉えた。

「分りましたよ。先生の仰言ることはよく分りました。僕も先生と同じ考えです。ただ、このことはくれぐれも秘密に願います。まあも少し、あがっていって下さい。」

北村は力がぬけたように椅子に掛けた。そしてまた酒を飲んだ。もうだいぶ酔っていた。

「今の話、全く秘密に願いますよ。」

「大丈夫、誰にも言わん。」

佐竹は階段のところまで送ってきた。北村は挨拶もせずに、真直におりてゆき、真直に街路を歩いていった。突き当りが堀割になる。満潮近い水面からの斜陽の反射が、河岸の柳並木の葉裏に戯れている。

北村は柳の木影にはいって、帽子をぬぎ、顔の汗をぬぐい、握り拳で額をとんとんと叩いた。

奇妙な連想が、ふいに頭に浮んだのだ。

天元社というのは、碁盤の中央の星の天元から取ってきた名前だ。社長の佐竹が碁が好きで、日曜には専門棋士や同好の知人を招いて、碁会を催したりしている。