일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ほどう

舗道

宮本 百合子

宮本 百合子의 舗道(ほどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,745자 · 70화면

아오조라 문고

「どうだね、そろそろもう帰れるだろう」

と云ったので、はる子はまだふらつくが守衛に自動車をよんで貰って独りでかえったということだ。

「どこなのかしら家って」

「代々幡だわ」

「――自動車代、会社で出すのかしら」

柳は、

「出すものか!」

と云ったぎり黙り込んだ。

八

二三日経った。けれども、はる子は出勤して来ない。

やがてはる子を知っている××○○会社の女事務員の間に、はる子さん大分悪いらしい話だわという噂がひろまった。

洗面所の鏡に向って髪を直しながら、

「はる子さんの、その肺リンパって、肺病なのかしら」

と、瘠ぎすの依田とよ子が云った。わきで、ザア、ザア水を出して手を洗っていた柳が、

「肺病って――結核じゃないのヨ。でもあたし達の職業病だわ。邦文タイプを永くやってると、力を入れる工合でみんなそうなるのよ」

「たまんないわねエ」

はる子は××○○会社の女事務員の中では古株で六七年勤めみんなから信用されていたのだ。

「はる子さんぐらいになったら、病気手当ぐらい貰えたっていいわね」

「そんなもん、会社が出すもんですか」

依田とよ子がいつもになくプリプリした口調でミサ子に云った。