일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ほどう

舗道

宮本 百合子

宮本 百合子의 舗道(ほどう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,745자 · 70화면

아오조라 문고

ミサ子は、他課へ廻す書類を打ちあげると、さり気なく検閲をさせて自分のところへ持ちかえった。暫くしてから、ああ、とびっくり思いついたようにその書類を握って素早く室を出た。本来こういう仕事は給仕の役なのだ。藤色のミサ子の事務服のポケットには「佐田はる子さんのために」と書いた廻状が入っている。――

十二

はる子の代りだと云って新しく入社した太田千鶴子が、女事務員たちの間に不人気だ。

「今度入ったひと、凄いわね」

という第一日の印象が、だんだん、

「ちょいと私どもとはお人柄がちがうのね」

という風に濃くなって行った。

千鶴子の方でもまたそういう素振りを憚らず見せた。例えば会社へ出勤して来る服装にしろ、みんなは銘仙程度だのに、千鶴子の羽織はいつも縮緬だ。フェルト草履にしろ、ハンド・バッグにしろ、自分たちが僅の月給から工面して買うものとは格が違うことをみんな敏感に見てとった。ところが、三日ばかりすると益本が、

「ちょいと、ニュースよ。今度来た太田さんて太田淳三の姪なんですって!」

と、眼を大きくして報告した。

「重役の?」

「そうなのよ」

「どうりで、われわれとは違うわけだわね」