후리가나로 읽는 일본 고전
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はなもかたなも
花も刀も
山本 周五郎
山本 周五郎의 花も刀も(はなもかたなも)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,364자 · 178화면
と、幹太郎は云った、「そのためにも、ぜひお眼にかかってお詫びを申上げたい、というふうに云ってもらったら、どうだろうか」
久三郎は不得心らしかったが、ともかくやってみましょう、といって立ちあがった。幹太郎は呼びとめて「ついでに野口がどこに預けられているか聞いて来てくれ」と頼んだ。
白川が去ったあと、幹太郎は道場へいって「稽古を終るように」と云い、上村と伊勢の二人を自分の部屋へ呼んだ。
二人は汗を拭き、着替えをしてきた。
幹太郎は野口重四郎の件を話した。二人とも噂を知っており、野口が女といっしょに捉まって、伴れ戻されたことも、(さっきの白川久三郎の態度で)察していたらしい。だが「なんとか救う法はないだろうか」という幹太郎の問いには、まったく否定的であった。
――そういう不倫な問題にはかかわりたくない。
という気持をはっきり示し、たとえ自分たちが奔走するにしても、野口を救う手段は絶対にあるまい、ということをほのめかした。
「そうでなくとも」と、伊勢万作が云った、「富原老職は頑固でわからずやでおまけに強慾な人ですから、もし先生が詫びでもなさるお考えならおやめになるほうがいいと思います」